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22日付の中国メディア・観察者網は、「韓国の性産業が高度に発達、中高年女性の売春現象が流行して懸念招く」と題した記事で、韓国の性産業の歴史を取り上げた。
在韓米軍近くの売春街「基地村」で米軍相手の「慰安婦」として働かされていたとする韓国人女性(74)が昨年、韓国誌の取材に応え、屈辱の青春を語った。「基地村」で働かされていた122人の韓国人女性が昨年、1人あたり1000万ウォンの国家賠償を求めて韓国政府を相手取って集団提訴した。この女性はそのうちの1人だ。
朝鮮半島を占領し、韓国人女性を慰安婦として凌辱し続けた旧日本軍が撤退した後も、韓国には米軍相手の慰安婦が存在していた。1950年代に書かれた韓国陸軍本部の「後方戦史」では、当時、韓国軍が慰安所を設置し、女性たちを「特殊慰安隊」「第5種補給品」と呼んで、鉄製の桶に入れた状態で前線の米軍兵士の「お楽しみ用」として送り込まれたと記載されている。
1953年に締結された「米韓相互防衛条約」によって米韓の軍事同盟が正式に樹立され、米国は韓国の安全保障全般に義務を負うことになった。在韓米軍は韓国にとって、北朝鮮の脅威から身を守るために必要な存在であり、米国の経済、軍事面への援助が韓国経済や防衛建設を発展させるための重要な保障だった。
在韓米軍の近くには、米軍兵士の娯楽の場である「基地村」が形成されていった。1948年に韓国では公娼制を禁じる法律が制定されたが、米軍のご機嫌をとり、国の経済を復興させるために韓国政府はなりふり構わなかった。1959年10月、国会議員が「外国軍人を満足させるため、慰安婦を増やすしかない」と提案。韓国政府は売春女性たちを「洋公主(ヤンコンジュ)」「米韓民間外交官」などと呼んで、美化した。
1962年6月、朴正熙政権が性取引の合法化を承認し、全国に売春の合法地帯が設けられた。すべてが在韓米軍近くに作られた。女性たちが稼ぎ出す外貨は毎年1000万ドル。当時の韓国の外貨収入はわずか2億5000万ドルだった。
2004年9月に「性売買特別法」が制定され、売春行為は犯罪行為とする認識が韓国社会に広まったが、韓国人男性の56.7%が「少なくとも1度は買春したことがある」、27.2%が「1年以内に買春した」と答えている。現在、韓国全土に44カ所の風俗街が存在し、売春宿は1858軒、売春女性は2010年の4917人から5013人へと増加している。
(編集翻訳 小豆沢紀子)