社会そのほか速
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「私は算数が苦手だったらから子どもには得意になってほしい」そんな思いからか小さいうちから○○式に通わせたり、計算ドリルをどっさりやらせているママを見かけます。
でも、実は算数の力って数字の操作やプリント学習からではなく、実体験を通して身に付くものということをご存じですか?
そしてその身近な体験がママとのお買い物。
そこで今日は、『1人でできる子が育つ テキトー母さんのすすめ』の著者の立石美津子がお買い物で身に付く算数の力についてお話ししたいと思います。
■お金に触れさせる3つのチャンス
(1)商店街
便利な世の中、何でも揃うスーパーで野菜や肉を買えば、レジで一気にお店の人が計算してくれます。また、お金からお札やコインを出さなくても、クレジットカードや電子マネーを通せば支払うことが出来ます。
でも、子どもと一緒にお買い物に行く時は、お散歩も兼ねて少し遠くなっても商店街に足を運ぶ機会をつくってみましょう。肉を買うときは肉屋さん、野菜を買うときは八百屋さん。味噌屋さんがあったら味噌は味噌屋など。
こういった個人経営のお店は大型スーパーとは違って多くのお客さんを相手にしていないため、レジの流れに焦ることなく、ゆっくり買い物ができます。
200円のキャベツを買うときは、お財布から100円玉を2枚出す、216円だったら100円玉2枚と10円玉1枚と1円玉6枚を出す、など横でママがサポートしながら子どもにじっくりお買い物体験をさせてあげられるでしょう。
(2)自動販売機
小学校に入学すると1年生くらいではこのような算数問題が出てきます。
「120は10の固まりが何個集まった数でしょう?」
算数が苦手な子はそうすぐには答えられず、苦戦してしまうハズ。
でも小学校前からママが自動販売機などで飲み物を買う時、子どもに買わせてあげていれば、もう少しお金のイメージがつくでしょう。
「150円の烏龍茶を買うには10円玉が15枚いるんだ!」
「100円玉1枚と10円玉5枚入れればいいんだ」もしくは「100円玉1枚と50円玉1枚」など。
ピッタリのお金をもっていない時は200円玉を入れればお釣りが出てくることも覚えていきます。
(3)駅の券売機
子どもと一緒に電車に乗るとき、普段通りパスモやスイカでスイスイ済ませてしまうよりも、子どもに券売機の上の表示を見せて、お金で切符を買わせる機会をつくってあげましょう。自動販売機の時のように様々なコインの単位に触れられるチャンスです。…