社会そのほか速
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これまでのロードテストで「Nexus 6」のさまざまな特徴を取り上げてきたが、この端末最大の特徴はやはり6型のディスプレイだろう。一般的に画面サイズが5型以上7型未満の端末を“ファブレット”と総称するが、Nexus 6はこの定義に当てはまる。
スマホよりも画面が大きく、タブレットよりも持ち運びやすいので、活用できるシーンは日常からビジネスシーンまで多岐にわたる。今回はファブレットとしてのNexus 6を、さまざまなシーンで活用してみた。
●活用法その1:「Googleマップ」でカーナビにする
まずは、“カーナビ”として使ってみた。具体的には、市街地の一般道を実際にドライブし、Nexus 6の大画面がどれくらい見やすいのかを検証した。なお、ナビゲーションには「Google マップ」のナビゲーション機能を使用した。
Nexus 6はディスプレイに有機ELを使用しているため、視野角が広い。運転席から斜めに閲覧しても、くっきりと細部が表示されるので、地図画面が見やすかった。また、端末前面にスピーカーを搭載しているので、ナビゲーションの音声が明瞭に聞こえる点も評価したい。ただし、有機ELディスプレイは太陽光が強いときに、若干画面が見にくくなるという弱点がある。画面の明るさを調整することである程度は対応できるが、この点はあらかじめ覚えておきたい。なお、1人で運転する際には、車載ホルダーを用意しておくと、安心・安全に利用できる。
●Nexus 6活用法その2:電子書籍リーダーとしても優秀
Nexus 6のようなファブレットは、大画面で文章を読めるので、電子書籍リーダーとしても活用しやすい。そこで今回は、一週間ほど通勤時間などで読書をしてみた。なお、電子書籍は「Google Playブックス」でダウンロードし、標準搭載の「Play ブックス」アプリで閲覧した。
Nexus 6のサイズは新書判よりひと回り小さいので、片手で持って書籍を読める。また、動作はサクサクしていて、ページめくりの違和感は少ない。コントラストが高く、活字もハッキリと視認できるので、満員電車などでは紙の本よりも読みやすく感じた。特に縦書きで書かれた書籍は相性が良い。ただし、重さが184グラムと若干重いので、長時間使うと手が疲れた。なお、Play ブックスのウィジェットを設置しておけば、ホーム画面で手軽に書籍を選べるので便利だ。…