社会そのほか速
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1日、各地で渓流が解禁されると、この日を待ち望んでいた愛好家たちは早くも川に繰り出しているという。それほど人を魅了してやまない、渓流の魅力とはなにか!? 釣り雑誌の中でもとりわけ、美しい渓魚の写真や極意が詰まった雑誌を出版することで、多くのファンに支持されている雑誌、「渓流」「FlyFisher」(共に、つり人社)の真野秋綱編集長にお話を伺った!
■渓流解禁について
――いよいよ渓流解禁されましたね
真野編集長(以下、真野)3月は全国で多くの渓流が解禁され、僕も解禁日は鬼怒川に出向き取材をしてきました。今年の解禁日は日曜日ということもあり、釣り人が沢山訪れることが予想されたので、釣りをする場所をキープするために、朝8時から10時頃まで、雨が降る中、ずっと待機していました(笑)。そのかいあってライズ(虫や小魚などを捕食するため、対象魚が水面に姿を現すこと)を見つけることができ、取材をした釣り人は27cm前後のきれいなヤマメを釣ることができました。
――都心に住む人にオススメの渓流はどこですか?
真野 どのような釣りをするかで変わりますが、エサ釣りならどの渓流でも比較的釣りやすいと思います。フライフィッシングなら、人気があるのは栃木県・鬼怒川、伊豆の狩野川、山梨・桂川あたりではないでしょうか。ただ、解禁だからといってデカい魚が釣れるということはありません。春先というとまだ、魚の体に茶色っぽいサビと呼ばれる体色が出ており、ベストコンディションとは言いがたい。釣りをする目安として、よく藤の花や山吹が咲く頃(5~6月)なんていいます。もちろん3月からも釣れますし、熱心な釣り好きは、そんなの関係なく川に行きますけど。
■様々な魅力がある渓流釣り
――ビギナーが渓流釣りを始めるとしたら、どんな釣りがオススメですか?
真野 基本的には、好きなものから始めればよいと思うのですが……。エサ釣りから始める方が多分、多いのではないかなと思います。また、最近はテンカラ(日本に昔からある毛ばり釣り)が人気。たとえば、登山に行った時に、道の近くに川があって魚がいそうだなという場面があったとしたら、竿と糸と毛ばりを持っていれば、すぐに糸を垂らして釣りができます。
格好良く釣りをしたいという人には、フライフィッシングがオススメですね。ブラッド・ピット主演の映画『リバー・ランズ・スルー・イット』(92年公開)で、ブラピが格好良く釣りをする姿が描かれており、それをきっかけに始めたという人も多いようです。…