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クロマティ氏も出演、「トヨタの野球をテーマにした日本のCMはスゴイ」
トヨタ自動車が先月公開したインターネットCMが、米国で話題になっている。米メディアが驚きを持って伝えているのは、同社のスポーツチューニングブランド「G’s」のCM「G’s Baseball Party(ベースボール・パーティー)」。街中を歩いている人々が路上で突然、野球を始める様子が描かれており、米テレビ局「CBSスポーツ」電子版やMLB公式サイトなどが紹介している。
CMは、街中にある「G’s」と書かれた赤いスイッチを押した人々が突如、あたかもアスリートであるかのように野球を始め、真剣勝負を繰り広げるというもの。サラリーマンやOLなどの歩行者ら老若男女が次々とスーパープレーを見せ、街中が野球場と化していく様子が描かれている。元巨人のウォーレン・クロマティ氏も出演しており、すべてを忘れて見入ってしまうような映像だ。
このCMを「必見:トヨタの野球をテーマにした日本のCMはスゴイ」との見出しで特集しているのは「CBSスポーツ」電子版。
「ハイレベルなインターネットリサーチの成果によると、トヨタGとは日本で販売されている車のようだ」
MLBコーナーで掲載されいている記事はこんな一文からスタートしている。
「さあ、日本に行って、車を購入しよう」
トヨタが2分31秒のCMを制作したことなどを紹介。動画の後に、「上出来だ、注目すべき広告作品だ。とてもよくやった。で、商品は何だっけ?」とユーモアを込めて称賛している。
トヨタG’sの公式サイトでは今回のCMについて「ベースボール・パーティー」と題して紹介しているが、記事では「これは確かにベースボール・パーティーであったし、このベースボール・パーティーは止まらない」とし、「さあ、日本に行って、車を購入しよう」と締めくくっている。
またMLB公式サイト内の動画ニュース「Cut4」でも映像を紹介し、「我々はこのビデオをインスピレーションとしてみるべきだろう。私たちの日常が少しの努力でどう変わりうるかの象徴として。そう、飛ぶ車がホームランを強奪するような」と評している。
日本発のエキサイティングなCMに、米国のベースボールファンも心を躍らせているようだ。