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指揮官がOP戦でライト守る青木をレフトに戻すことを示唆
ジャイアンツの青木宣親外野手が、新天地で1年を通してレフトで起用される可能性が出てきた。ライトのレギュラーであるハンター・ペンスが負傷離脱したことで起用法が注目されていたが、ブルース・ボウチー監督がレフトで起用する方針を明かしたことを球団公式サイトが報じている。
記事によると、ジャイアンツの首脳陣は、青木をレフトに戻し、控えのグレガー・ブランコをライトに回してペンスの穴を埋める方向で話し合いを進めているという。ただ、ボウチー監督が「(ポジション)変更が(すでに)行われたわけではない」と強調した上で「話し合っているところだ」と語ったとしている。
ジャイアンツは今季、右翼にペンス、中堅にアンヘル・パガン、レフトに青木という形で外野を構成する方針だった。しかし、ペンスが5日のオープン戦で死球を受けて左腕を骨折し、6~8週間の離脱が決定。その後は青木をライトに回して実戦を重ねてきた。
青木はオープン戦最初の2試合でセンターとレフトを守ったものの、ペンスが負傷してからは全7試合にライトとして出場。メジャー移籍後はブルワーズ、ロイヤルズでライトのレギュラーとして362試合に出場しており、元のポジションに戻った形となっていた。
なぜ、左翼・青木、右翼・ブランコなのか?
一方、ブランコはここまでオープン戦のほとんどでレフトを守っている。メジャーのキャリアでは、センターが途中出場も含めて297試合で、レフトは230試合。ライトは65試合と最も少ない。“鉄人”のペンスがいたこともあり、昨年はライトでの出場は1試合にとどまっている。
では、なぜ左翼・青木、右翼・ブランコの形が議論されているのか。
記事によると、ボウチー監督は決して青木が「標準以下」のライトだと考えているわけではないという。ただ、本拠地AT&Tパークに慣れている選手の方がライトにふさわしいと考えているようだ。指揮官は青木のライトでのパフォーマンスについて「うまくやっている」と評価しつつ、AT&Tパークの「癖のある外野」について考える必要があるとしている。
AT&Tパークのライトは特殊な形状で、フェンスには深い部分と浅い部分があり、きれいな曲線になっていない。クッションボールの跳ね方も不規則で、2007年のオールスターではイチローが史上初のランニングホームランをマークし、MVPに輝いたことでも知られている。…