社会そのほか速
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思わずため息が出る、そんな美しさ。
昔は地上のどこからでも、夜空を見上げれば肉眼で天の川の星々を堪能できたもの。でも今の世の中、光害のおかげで眩い星空を目にすること自体珍しくなってしまいました。
デジタル一眼レフカメラとの600mmのズームレンズを通して観たオリオン大星雲
肉眼ではこんなに鮮明に見ることはできませんが、人間の眼よりもずっとずっと高性能なカメラを通せば、煌めく夜空を楽しむことが出来ます。天体写真家Adam Woodworthさんが目指しているのは、肉眼で見たどんなモノよりも鮮やかできらめく写真。長時間露光画像を合成する手法を説明してくれました。
夜の写真はすべて、星に焦点を合わせるために多重露光を組み合わせており、パノラマでない写真も前景を露光し、ピントを合わせた状態で撮るために多重露光を使っています。人間には視力の限界があるので私たちの肉眼では空をこのように見ることが出来ませんが、カメラにはそのような限界がなく、長時間の露出(10~30秒の間)と高いISO感度(カメラが光を捉える感度の値のこと)によって、人間の眼よりも鮮明に夜空を捉えることができます。
地球の自転により星が空を動くように見えるので、星の露光時間は星の軌跡が長くなるのを避けられる短さでないといけません。星を目立たせノイズ比を低くするために、私はだいたい10種類の露光をISO 5000もしくは6400、5秒あるいは10秒間で撮影し、それらを合成します。
写真はすべてニコンのデジタル一眼レフカメラ、D800Eで撮影されています。
海食洞から見る天の川(メイン州)ロックランド防波堤に架かる天の川の180度パノラマ(メイン州)アーカディア国立公園のニューポート入江とグレイト岬に架かる天の川(メイン州)
Woodworthさんのサイトではこれ以外の作品もチェックできますよ。眺めるだけでなく自らの手で天体写真を撮影したいという方にはビデオ・チュートリアルも用意されていますよ。
image by Adam Woodworth.
Maddie Stone – Gizmodo US[原文]
(たもり)
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