社会そのほか速
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コンビニチェーン「LAWSON」と『アイドルマスターシンデレラガールズ』、「ファミリーマート」と初音ミク、はたまた「ピザハット」と『艦隊これくしょん』など、今、大手一般企業とアニメ・サブカルコンテンツのコラボレーションが相次いでいる。その理由は、アニメやキャラクターとコラボすることによって一定数以上の売上やプロモーション効果が見込めるからだ。
上記のような企業は作品の盛り上がりがピークのタイミング、または先駆け的な動きによってプロモーション効果を得られてきたかもしれない。しかし、後追いする企業のコラボ対象となる作品は一部のビッグタイトルに偏っている上、今では似たようなコラボ事例が乱立しているのが現状。もはや、”ただコラボしただけ”では話題性もプロモーション効果も薄れてきている。
一方、企業側の意識としては、「アニメの絵をつければ売れるらしい」「なんとなく流行っているからアニメとコラボしたほうがいいのでは」など、まだまだアニメコンテンツを使ったプロモーションに対する知識が浅い。「どんなコンテンツとどのようなコラボを行えば、成功するのか?」をわかっているプロモーション担当者はごく少数だろう。このままでは、多くの企業がただ商品のパッケージにキャラクターイラストを貼りつけただけの表面的なコラボに安易に手を出し、期待した効果を得られないままアニメとのコラボをやめていく、といった状況になるかもしれない。
そんな中、アニメと一般企業のコラボ事例など、サブカルチャーを体系的なマーケティングとして確立するために行われているセミナー「NED」が注目を浴びている。仕掛けるのは、アニメコンテンツマーケティングプランナーの武者慶佑氏だ。2月13日に行われた「第10回NED」では、「pixiv」、「SuperGroupies」、「COSPLAYERS ARCHIVE」の3社を招き、さまざまなデータからアニメプロモーションの未来予測を行った。本稿では、その様子をお届けしよう。
■アニメファンの動向はサービスによってそれぞれ
今回NEDに登壇した「SuperGroupies」は、アニメイトグループの運営する新ブランド。「アニメ≒ファッション」というコンセプトのもと数々のグッズを制作・販売している。2014年6月に生まれたばかりのブランドではあるものの、日常使いができる服や雑貨がアニメファンの間で話題に。…