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可愛い春服、新しい出会い、お子様の入学式や卒業式など新しい季節に向けて、お金がどんどん消費されていってしまう春……それに伴い、食品はどんどん値上げされています。これは家計の大ピンチ! みなさんちゃんと節約していますか?
今回は野菜ソムリエの資格を持つ筆者が、野菜の保存を長持ちさせる方法を伝授いたします。冷蔵庫の奥にしなびた野菜が眠っている人は必見です。
■1:葉菜類
レタスやキャベツや白菜など芯が固い野菜は芯に楊枝を刺し、濡れた新聞紙で巻きます。こういった野菜は芯から水分を吸収するので、芯部分が乾燥してしまうと、そこから葉全体まで乾燥してしまいますので水分を吸収しやすいように穴をあけ、きちんと濡れた新聞紙で包んでおくことが大切です。
■2:きのこ類
ズバリ冷凍です。きのこは冷凍保存することにより、旨み成分などの栄養価がアップするのです。逆に葉野菜などを冷凍してしまうと水溶性ビタミンが壊れてしまうので気を付けましょう。
■3:茎菜類など縦に長い野菜
ネギやアスパラなど縦に長い野菜は野菜室の中でなるべく縦に立てて保存しましょう。縦に伸びる茎菜類は重力に反して伸びようとする性質があるので、横にすると無駄なエネルギーを使ってしまうため、栄養素も減り、乾燥しやすくなってしまうのです。
■4:根菜類など土の中で育つ野菜
土の中で育つ野菜は寒すぎるのが苦手。じゃがいもやさつまいも、かぼちゃにゴボウなどは夏場でなければ常温で日の当たらないところに置いておいても大丈夫です。
過度な乾燥も湿気も苦手なデリケートな野菜が多いので、常温保存が難しければ乾いた新聞紙で一つ一つ包んで野菜室に入れておきましょう。また、たまねぎもこれに当てはまります。
いかがでしたか? 今までみなさんが行っていた保存方法と違うものはありましたでしょうか。野菜の特質を生かして、長く保存するとともに一番おいしい状態で食べられるように工夫して節約を楽しみながら生活しましょうね。
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