社会そのほか速
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1軍から一時離脱した金子、暗雲漂うも本人は至って冷静
すでに開幕投手に内定しているエース・金子千尋の雲行きが怪しくなってきた。とは言っても、怪しくなったのは開幕戦に投げられるかどうかだ。
オフに手術した右肘は順調に回復しているとみられたが、11日から13日まで、関東方面にある専門の理学療法士のもとでリハビリを進めるため1軍から一時離脱した。
宮崎キャンプでは計4度のブルペン投球を実施。球数も回を重ねるごとに増えていき、順調な調整を続けていた。
ただ、金子本人の考え方は「開幕だけに合わせることはない」と至って冷静だ。万全の状態で1年間フルに戦うことを前提にリハビリを行っている右腕だけに、“何が何でも開幕投手”という思考はこれっぽっちもないはずだ。
森脇監督は「言えることは順調に進んでいるということだけ」
右肘の状態も悪化したとは言い難い。球団側は「さらにいい方法、やり方があるなら試すということ」と、様々な角度からリハビリの方法を見るためと説明する。
首脳陣からも悲観の声は聞こえない。森脇監督は「前進するための運び。リハビリの方法をもう1回確認するとかね。(開幕投手は)この時点ではっきり言う必要もない。言えることは順調に進んでいるということだけ」と不安の声をかき消した。
シーズンは143試合と長い。「開幕投手=エース・金子」の図式が崩れたとしてもチームに、本人にとって大きな痛手になることはない。仮に開幕に間に合わなくなったとしても4月下旬を目処に復帰し、先発として残り約20試合弱をローテーションの一角として回ればいいだけの話だ。金子の代役としてディクソンが調整を続けるなど球団も万が一に備え準備を怠ることはない。
1996年以来となるリーグ制覇には昨年の沢村賞投手・金子千尋の存在は必要不可欠。万全の状態でマウンドに上がる姿をファンは待ち望んでいる。