社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
昨年末に打ち上げられた小惑星探査機「はやぶさ2」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)Jは21日、今月3日から開始したイオンエンジンの第1回連続運転が同日午前5時半に正常に終了したと発表した。
「はやぶさ2」は昨年12月3日に打ち上げられた後、初期機能の確認機関を終えて、今月3日に”航行段階”に突入した。今年11月~12月には小惑星に向かう軌道に入る「地球スイングバイ」を予定しており、この間にイオンエンジンの連続運転を2回にわけて合計600時間行い、航行速度を1秒あたり60メートルスピードアップする予定だ。
3日に開始した第1回連続運転時間は、当初の計画通り409時間に達した。2回目の連続運転は6月上旬を予定しているという。JAXAによると、イオンエンジン連続運転の終了は、前日の運用までにあらかじめ探査機に送信したコマンドプログラムに従って自動で「噴射終了」の指示が出されたという。
現在、「はやぶさ2」は地球から4234万キロ離れた地点で、秒速27.27キロで航行している。JAXAでは21日の噴射終了時に取得したデータから、イオンエンジンの稼働状態や軌道情報について詳しい解析を進めている。