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14日夜、広島空港で着陸に失敗した韓国のアシアナ航空機事故。27人が負傷した事故は、なぜ起きたのでしょうか。
14日、アシアナ航空機が着陸を失敗した広島空港。一夜明け、現場の状況が明らかになってきました。アシアナ機と接触した着陸誘導装置は大きく損傷。装置の一部分が機体に刺さっているのも確認できます。滑走路手前の地面には航空機が接触したような跡が残っています。
滑走路から外れて止まったアシアナ機は、左右の主翼など機体の損傷が大きく、国土交通省は「航空事故」と認定しました。
「あちこちガンガンなった」
「中には妊婦、子どもとか血を流している方も。死は覚悟した」(乗客)
ソウル・仁川(インチョン)発のアシアナ航空162便=エアバスA320型機は14日午後8時5分、広島空港での着陸に失敗。乗客・乗員27人がけがをしました。国土交通省によりますと、アシアナ機が接触した滑走路手前の着陸誘導装置は高さ6.4メートル。機体は325メートル先の滑走路には届かず、その手前の地面と接触した後、機体後部を引きずる形で滑走路の左に大きくそれ、本来と逆向きとなって停止しました。
アシアナ機は、通常の着陸ルートと比べると、はるかに低い高度で滑走路に進入しようとしていたことがわかります。いったいなぜ、異常な進入経路を取ったのでしょうか。
Q.パイロットの方から聞き取りは?
「まだ接触できていません」(広島空港事務所)
広島県警は15日、業務上過失傷害容疑で現場検証を実施。国の運輸安全委員会の調査官5人も広島入りし、調査を始めました。また、韓国の航空当局担当者も来日するなど、原因究明に向けた動きが本格化しています。
高さ6メートルほどしかないアンテナに接触した今回の事故。日本航空の元機長で航空評論家の小林宏之さんは、高度30~50メートルを確保すべきだったといいます。
「はっきり申し上げて異常に低い高度」(元日本航空機長航空評論家 小林宏之氏)
アシアナ機は東側から進入。この方角からだと、電波を出して航空機を精密に誘導する着陸誘導装置は使えないということですが、特別なことではなく、通常の運用だということです。しかし・・・
「(事故)前後の気象状況を見ますと、低い所に雲がところどころあったものですから、場合によっては、パイロットが東から進入したときに滑走路が非常に見にくかった可能性があるかと」(元日本航空機長航空評論家 小林宏之氏)
そして、視界が悪い場合にパイロットがとってしまいがちな行動があるといいます。…