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今大会からEURO予選に参加しているジブラルタル代表が、ヨーロッパの舞台に歴史的な一歩を刻んだ。
29日に行われたEURO2016予選グループDの第5節、アウェイでスコットランドと対戦したジブラルタルは、1点を先制されて迎えた20分に歴史を動かす。
カウンターの流れからアーロン・バジャスが素晴らしいスルーパスを通し、ゴール右で受けたリー・カシアロがスコットランドのGKデイビッド・マーシャルの股を抜く見事な一撃でEURO予選でのジブラルタル史上初ゴールを叩き込んだ。
プロ選手がほとんどいないジブラルタル代表は、多くの選手が本業をこなしながらサッカー選手として活動している。絶妙なアシストとなるパスを通したバジャスは弁護士、得点を決めたカシアロは警察官だ。
ジブラルタルの人口は会場となったハンプトン・パークの収容人数である5万2000人より少ない約3万人。その中からこの試合に駆けつけた少数のサポーターは大喜びで激しく飛び跳ねた。
試合はスティーブン・フレッチャーがハットトリックの活躍を見せて6-1でスコットランドが勝利したが、ジブラルタルにとってはただの敗戦ではない、歴史的一戦となったに違いない。