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2015年3月4日、台湾メディア・聯合新聞網によると、フィリピンで銀行業界における外資規制が撤廃されたことによって、外国銀行のフィリピン進出の動きが活発化している。韓国の銀行など少なくとも外国銀行7行が進出を検討している。環球時報(電子版)が伝えた。
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フィリピンではこれまで、外国銀行の国内参入を認めていたものの、「新規に参入する外資系金融機関数を10行とする」との運用規定があり、10行に達した1999年以降、外国銀行の新規参入は事実上不可能になっていた。しかし、昨年、外資規制が撤廃されたことで「10行規制」などの制限がなくなり、外国銀行のフィリピン市場進出要件が大幅に緩和された。
銀行関係者によると、こうした状況を受け、韓国の新韓銀行やウリィ銀行など少なくとも外国銀行7行がフィリピン市場進出の意向を表明している。また、フィリピン中央銀行総裁は、新規定の第1号として2月に三井住友銀行のマニラ支店開設を認可したことを明らかにした。ただし、アジアを除いた世界大手銀行の進出意欲はそれほど強くないという。(翻訳・編集/秋田)