社会そのほか速
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1865年に発行され、今年で150周年を迎えるルイス・キャロルの児童小説「不思議の国のアリス」。世界各国で翻訳出版されて、文学だけでなくアートや映画、展覧会などさまざまな領域において大きな影響を与え続けている作品です。
不思議の国のアリスで印象的なのが、帽子屋がもてなす、真夜中の3時の不思議なお茶会。今年は、150周年ということで例年にも増してイギリスのアフタヌーンティーが注目されるのではないでしょうか。
そして、アフタヌーンティーに欠かせないのがショートブレッド。サンドイッチ、スコーンの次にくるのがスイーツで、ショートブレッドやタルト、フルーツケーキなどをいただきます。今回は、知られざるショートブレッドの魅力とレシピをご紹介します!
ショートブレッドの魅力
ショートブレッドは、イギリススコットランドの伝統菓子で濃厚なバターの味わいと香りが特長です。ざくざくした感じがあるのに、しっとりとした食感がリピートしてしまう理由だと思います。
さて、このバターの味わいと香りが、なんといっても紅茶に合うのが一番の魅力です。クッキーやチョコレートと食べ比べてみてもいいのですが、香り高い紅茶を楽しむ時は断然ショートブレッドと思えるのではないでしょうか。なぜなら、バターと砂糖、小麦粉を加えただけの卵も牛乳も使わないシンプルなレシピなので紅茶の邪魔をすることなく味わうことができるからです。
そして、良くも悪くもカロリーは充分な量。1個だけで、充分に腹持ちする高カロリーです。食べ過ぎに注意をしつつ、ゆっくりとしたアフタヌーンティーを楽しみたいですね。最後に、糖分は控えめ。いただく際に、ジャムなどと合わせても美味しくいただけます。
アフタヌンティーにいただきたいショートブレッド
今回は、春をイメージしてエディブルフラワーと一緒にアレンジをしました。簡単なレシピなので、春のおもてなしに是非お試しください。
(材料)バター160g、砂糖60g、薄力粉240g、エディブルフラワー適量、グラニュー糖少々、塩少々、卵白少々
(作り方)
(1)室温に戻したバターに砂糖をすり混ぜます。
(2)(1)に薄力粉と塩を加えてひとまとめにし、冷蔵庫で休ませます。
(3)(2)を好きな形に成形をして、160度のオーブンで20分。
(4)ハケで卵白をエディブルフラワーに塗り3に飾ります。最後にグラニュー糖をまぶしたら出来上がり。
春を感じつつ、お茶会を楽しんでみてくださいね。
(ライフアトリエリスタ、お菓子作家 / 太田さちか)