女優の黒島結菜が、アサヒ飲料の飲料ブランド「カルピスウォーター」の第12代目CMキャラクターに選ばれたことが18日、明らかになった。
　
　今年で発売25年目を迎えたカルピスウォーターは、商品パッケージのリニューアルと共にイメージキャラクターも一新。これまで後藤久美子、内田有紀、長澤まさみ、川島海荷、能年玲奈といった女優が起用されていたことから、人気女優への登竜門としても知られている。
　
　沖縄出身の黒島は3月15日に18歳を迎えたばかり。イメージガールコンテストで沖縄美少女図鑑賞を受賞したことをきっかけに芸能界入りし、地元でのモデル活動を経て、ドラマは2012年の『テストの花道』(NHK)、映画は2013年の『ひまわり～沖縄は忘れない、あの日の空を～』でそれぞれ女優デビューを果たした。
　
　昨年から女優業を本格化させ、『アオイホノオ』(テレビ東京系)、『ごめんね青春!』(TBS系)、NHK連続テレビ小説『マッサン』など注目のドラマに出演。今年は『ストロボ・エッジ』(3月14日)、『あしたになれば。』(3月21日)、『スレイヤーズ・クロニクル』(6月27日)、『at HOME』など4本の出演映画が公開される。
　
　その存在に注目が集まったのもCMだった。2013年11月から放送された「NTT docomo LTE」(想いをつなぐ編)でセリフがない役柄ながらも彼をけなげに待つ少女を好演。そのほか、ベネッセコーポレーションの進研ゼミ、LOWRYS FARM、みずほ銀行、クラレなどのCMにも起用された。
　
　黒島が出演するカルピスウォーターの新CM「海の近くで 初夏」編は、色鮮やかな海が望める桟橋を舞台に、カルピスウォーターを飲む女の子(黒島)の姿に男の子が見とれてしまうというストーリーで、Mr.Childrenの「運命」が”甘酸っぱい青春”を盛り上げる。黒島は今回の出演を「テレビで観ていてすごくいいなと思えるCMだったので、決まった時はうれしかったです」と喜び、「すごくキラキラしたすてきなCMになっていると思います」とお気に入りの様子。CMは3月20日から全国放送される。