社会そのほか速
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倉庫のような建物は流通大手のセブン&アイ・ホールディングスが8日から都内でオープンする「ネットスーパー専用の店舗」です。都心部でネットスーパーに対応する店舗が少ないことや、増え続けるネットからの注文に十分対応できていなかったことから新たに開設しました。
これまでセブン&アイでは、ネットから注文が入ると、従業員が伝票1つ1つを確認してから商品を集めて出荷していました。しかし、新たなネット専用店舗では専用端末に全ての注文を集約、ベルトコンベアを通して商品を流すことで、既存のイトーヨーカドーの店舗のおよそ5倍となる1日最大2000件もの注文に対応できるということです。子育て中の主婦などが利用しやすいよう少量パックの商品を多くそろえる一方で、“まとめ買い”に対応するため大容量用の商品セットも提供するということです。
今後、都心部でネットスーパー専用店舗を増やしていくことも検討しています。ネットと実際の店舗とを融合させた新たな取り組みによって、セブン&アイでは、ネットスーパー専用店舗で年間50億円の売上高を目標にしています。(05日16:52)