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ダイソンは4月13日、高級LEDライトを扱う「Jake Dyson Light」(ジェイク ダイソン ライト)をダイソンブランドの傘下に入れると発表した。4月より順次製品を販売していく。ジェイク ダイソン ライトは、ダイソン創業者であるJames Dyson(ジェームズ・ダイソン)氏の長男Jake Dyson(ジェイク・ダイソン)氏が立ち上げた会社で、同氏はこれまでLEDテクノロジーに着目した技術開発を進めてきた。
今回発表されたのは、タスクライトの「CSYS」(シーシス)と天井からつるすタイプの「ARIEL」(アリエル)。
LEDタスクライトCSYSは、LEDから熱を逃がすヒートパイプテクノロジーを採用したLEDライトで、587ルクスのLEDを8つ搭載する。使用時のLEDチップ内の温度が55度に保たれるため、LEDの質や効率性を損なうことなく37年間(1日連続12時間使った場合、寿命は16万時間)利用できるという。熱は横方向のアーム部分に組み込まれたアルミニウム製のヒートシンクを通して放散する。
これはジェイクダイソンが人工衛星の冷却システムに用いられる技術に着目したことで開発した技術。従来の照明ではLEDチップが最大130度という高温にさらされ、LEDのリンメッキが剥がれることでライトの明るさと色が6カ月足らずで低下していたという。
さらに、指で触れるだけで本体の縦横調整や回転などができる「3 Axis Glide」(アクシスグライド)モーションを採用した。滑車の原理を利用したカウンターウェイトシステムで縦方向に、減摩軸受 (アンチフリクション・ベアリング)により水平方向に27.5センチ動く。
亜鉛合金製のベース部分は360度回転し、安定性を確保するため重みを付けている。ベース部分にはメモリ内蔵のタッチスイッチ式調光が採用されており、以前調節した明るさを保つという。
CSYSのラインアップは卓上タイプの「desk」、床置きタイプの「floor」、取り付け型の「clamp」の3種。deskの本体サイズは527(幅)×653(高さ)×177(奥行き)ミリ、価格は9万円(税別、以下同)。floorの本体サイズは727(幅)×1409(高さ)×310(奥行き)ミリ、価格は13万円。clampの本体サイズは870(幅)×864(高さ)×64(奥行き)ミリ、価格は9万円。カラーはいずれもブラックとシルバーを用意し、deskのみホワイトも取り扱う。…