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3月6日~8日にかけて、各地で開催される「デ杯ワールドグループ1回戦」。 アルゼンチン対ブラジルの対戦は、アルゼンチン・ブエノスアイレスでの開催で、サーフェスはレッドクレー。
3日目のリバースシングルスでアルゼンチンのレオナルド・メイヤーがブラジルのジョアン・ソウザを7-6(4) 7-6(5) 5-7 5-7 15-13のスコアで破って、アルゼンチンが2勝2敗のタイに戻した。メイヤーが試合を決めたのは11本目のマッチポイントのことだった。
試合時間は6時間42分。クレーコートで行なわれた試合としては史上最長となった。この試合の影響で第5試合は日没サスペンデッドとなり、アルゼンチンのフェデリコ・デルボニスが、ブラジルのトーマス・ベルッチに対して6-3と第1セットを取った時点で月曜日に順延された。
デ杯におけるこれまでの最長試合は、アメリカのジョン・マッケンローと、スウェーデンのマッツ・ビランデルが戦った1982年の試合で6時間22分だった。タイブレークが導入されて以降では、1989年にオーストリアのホルスト・スコフとスウェーデンのビランデルの間で戦われた6時間4分だった。
ATPツアーでのクレーコートでの最長試合は、2004年全仏オープンでファブリス・サントロ(フランス)とアルノー・クレメン(フランス)が2日間以上に渡って戦った6時間33分だった。
テニス史上での最長試合は、2010年ウインブルドンで、ジョン・イズナー(アメリカ)とニコラ・マウ(フランス)の間で戦われた11時間5分。また、デ杯史上最長のダブルスの試合としては、2013年にチェコのトマーシュ・ベルディヒとルーカシュ・ロソルのペアが、スイスのマルコ・キュードネリとスタン・バブリンカを倒した7時間2分がある。
10本目のマッチポイントを逃したメイヤーは、最終的にはソウザのサービスゲームを14-13のときにブレークして試合を終わらせたのだが、勝利の瞬間のメイヤーはそのままコートに崩れ落ち、観客やチームメイトたちからの大きな声援に包まれていた。
「僕たちはチームで、必要なのは信頼なんだ」とメイヤーは泣きながら話している。この試合は第5セットだけで2時間30分を要した。
メイヤーは5-4の時には3本、9-8のときには2本、12-11のときには4本のマッチポイントがあった。
75位のソウザには6-5でサービング・フォー・マッチの場面があったが、これを生かせず、すぐにブレークバックされてチャンスを逃した。…