社会そのほか速
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イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」のテロに悩むナイジェリアで28日から2日間、大統領選挙が行われました。治安が大きな争点となっています。
ナイジェリアの大統領選では、南部出身でキリスト教徒の現職ジョナサン大統領と、北部出身でイスラム教徒のブハリ元最高軍事評議会議長による事実上の一騎打ちとなっています。
ナイジェリア北東部では、イスラム過激派組織「ボコ・ハラム」のテロによって、これまで1万3000人以上が犠牲となっていて、ジョナサン大統領は、「有効な対策を打てていない」との批判にさらされてきました。
ブハリ氏は1983年から2年間、軍事政権を率いるなど軍出身の経歴を強調して、治安問題に取り組む姿勢をアピールしています。
これに対してジョナサン大統領は、「掃討作戦でボコ・ハラムの勢力は弱まっている」と主張していますが、28日には北東部の投票所が武装グループに襲撃され、住民ら数十人が死亡。29日にもナイジェリア軍と武装グループとの間で銃撃戦があったということで、ともにボコ・ハラムが疑われています。
開票結果は30日にも発表される見込みです。(30日19:39)