パリ・サンジェルマン（PSG）に所属するイタリア代表のMFマルコ・ヴェッラッティは、21日に行われるチャンピオンズリーグ準々決勝2ndレグのバルセロナ戦を控え、FWズラタン・イブラヒモビッチがチーム内で重要な役割を果たしていることを強調した。

　　PSGは、15日に行われたホームでの1stレグで、中盤のゲームメークを任されるヴェッラッティとエースのイブラヒモビッチを累積警告のため使えず、攻撃面でのアクセントを作れなかった。試合はネイマールとスアレスにゴールを許し、1-3で敗れている。2ndレグで復帰を果たす両選手は、逆転突破に向けてチームの重要な役割を担っている。

　　英メディア『フォー・フォー・ツー』でヴェッラッティは「たとえ（国内リーグの暴言による）出場停止を受けたとしても、ズラタンの存在はPSGにとって必要不可欠なんだ。彼は常に若手の成長を助けてくれるし、チーム内に計り知れない自信を及ぼしてくれるからね。

　　ズラタンはいつも思ったことをそのまま口にする。何を言おうとも、彼の話は聞くべきだ。選手として素晴らしい経験があるからね。彼の側でプレーできることは特権だよ」とエースの活躍を期待した。

　　尚、両選手が最後に揃って出場した11日のクープ・ドゥ・ラ・リーグ（フランスリーグ杯）決勝では、バスティアを破って2年連続5度目の優勝を果たしている。