社会そのほか速
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仕事をしていく上で、異なる意見の人との議論や交渉が必要な場面はたくさんありますが、お互いがヒートアップした結果、話があらぬ方向に行ってしまうこともあるのではないでしょうか。そのような場面でも建設的な議論をしていく方法はビジネスパーソンとして身につけていきたいものです。サイボウズ株式会社のオウンドメディア「サイボウズ式」のこちらの記事より転載いたします。
こんにちは。はせおやさいです。今日は「主に職場における人間関係の押し引き」について、思っていることを書いてみようと思います。
つい「言い過ぎる」ひとたち
職場に限らない話かもしれないのですが、いろんな場面で、相手と意見が合わなくて、さらに相手の意見について自分が強く反発を感じてしまうとき、語気荒めに反論を続けていると、だんだんヒートアップしてしまうことってありませんか。
議論というのは不思議なもので、なんとなく「やりこめられた」と感じてしまうと引っ込みがつかなくなって、ただ相手に負けを認めさせるために言い返してしまう場面を見かけることがあります。
単なる意見の相違なのだから、ズレてしまっている部分はしかたがないとして、最終ゴールのために建設的な議論をしようと軌道修正を試みても、感情論のぶつけあいになってしまいます。最悪のパターンとしてお互い引くに引けず、「もう好きにしろ」となってしまうと、後々の関係にまでネガティブな影響を及ぼしかねません。
では、どうしたらよいのでしょうか?
仕事で議論になったとき、ちょうどいい「やめどき」がある
議論には「切り上げどき」というのがあります。
目安として、当該の議題についてお互いの意見が出尽くしたなと感じたとき、そこでいったん話を切り上げましょう。「その意見はさっきも聞いたな」と思ったり、「これはさっきも説明したな」と感じたときは、もう出尽くしたと思ってよいでしょう。
そこまで議論が煮詰まったら、相手と対面するのではなく、一緒に紙に箇条書きで書き出したり、ホワイトボードがあればそこに図解するなどして、双方が「同じ方向を見る」という行動を採るのがおすすめです。意見が出され尽くした状態で双方が向かい合ったままだと、議題ではなく「お互い」についての感情が湧いてきてしまい、「言わなくていいこと」を言ってしまう導火線に火がつきやすくなります。
切り上げどき以降は向かい合って意見をぶつけるのではなく、両者が同じ方向を見て意見を整合させていくんだというポーズを取りましょう。…