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監督業を引退してもなお存在感を発揮し続けるサー・アレックス・ファーガソンが、レアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドに対し、マンチェスター・ユナイテッドに復帰するよう説得を続けているという。
15日付けの英紙『ザ・サン』は、ファーガソンが10日のCLシャルケ戦を観戦後、C・ロナウドと食事を共にしていたことを独占スクープとして報じた。その会食の中で、ファーガソンは元教え子に古巣復帰を要請したという。
その夜、C・ロナウドは2ゴールを決め、チームもCLベスト8進出を果たしたものの、試合自体はサンティアゴ・ベルナベウで3-4とシャルケに敗れており、レアルのサポーターは選手たちにブーイングを飛ばしていた。
それを聞いたC・ロナウドは、明らかに不満そうな様子でピッチを後にしていた。試合後には「今シーズン終了までメディアに話はしない」と捨て台詞を残したが、その理由はファンからの罵声に対する“返答”であるという説もある。
また、2月にはマドリー・ダービーでアトレティコに0-4で完敗した数時間後に自身の誕生日パーティーをしていたことが問題になったばかり。スペインの新聞が行ったアンケートでは、最近やや調子を落としている同選手に対してマドリー・サポーターの32%が「不要」と回答するなど、両者の関係には徐々に亀裂が入り始めている。
C・ロナウドは18カ月前にレアルとの契約を2018年まで延長しているが、去就が不透明。このタイミングでの“元恩師”からの復帰要請は「渡りに船」となるかもしれない。
なお、“密会記事”を書いた『ザ・サン』のアントニー・カストリナキス記者は、記事掲載直後に『スカイスポーツ』でもコメントしている。
「レアル・マドリードの状況が変わらないようなら、シーズン終了後に大きな見直しがあるだろう。そして、ロナウドは退団を決断することができる。すべてはロナウド次第だ」
ただ、同時に「ロナウドが去るなら(ガレス)ベイルは残るし、ベイルが去ればロナウドは残ることになるだろう」とも話しており、ユナイテッドが30歳のロナウドよりも、5歳年下のベイルをメインターゲットにする可能性も捨てきれないと話す。
それでも、ファーガソンは昨年9月にもロナウドに電話をかけて復帰を要請したと報じられており、“元教え子”の帰還を心から願っているようだ。
スーパースターの電撃復帰か、それとも念願のベイル獲得か。はたまた禁断の“ダブル獲得”の可能性はあるのか……。
スペイン、イングランドの両巨頭の動きから、今後も目が離せない。
(記事/Footmedia)