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日本でも先日、愛知県名古屋市の柳橋中央市場に、体長2メートル、重さ590キロ、厚さ80センチの大型のマンボウが入荷されたとして話題となっていたが、マンボウって本当にとぼけた風貌をしてて大きくて、かわいいったらありゃしない。だがその生態はまだ完全には解明されていないという。
そんな不思議ちゃんのマンボウが、米カリフォルニア州サンディエゴの海の水面近くにお散歩していたという。水中写真家でありダイバーであるダニエル・ボトロさんはその姿を写真に収めた。ボトロさんによると、マンボウはとても人懐っこく、そのうちの1匹は、犬のようにずっとボトロさんの後をひっついてきたという。
つぶらな瞳、平べったい大きな体に小さなヒレ。愛さずにはいられないおとぼけ感。カリフォルニアの青い海に泳ぐマンボウの姿はなんともシュールだ。カメラを向けるとしばらく恥ずかしがっていたようだが、その後ポーズまで決めてくれたという。
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この奇跡的光景を撮影したのはベテランダイバーのダニエル・ボトロさん。世界中で変わった海の生き物の写真を撮り続ける人物だ。大きな体ゆえに少し怖い感じもするマンボウだが、とても気さくで穏やかな性格だったという。なんと、1匹はまるでペットのように彼の後をついてきたそうだ。
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「普段はとてもシャイな生き物ですが、一度馴れるとまるでペットのようについてきます。私の場合は、とても穏やかなマンボウがボートに戻るまでずっと追ってきてくれました。なんだか犬みたいですよ。」
マンボウには特に思い入れがあるというボトロさんは、一緒に泳いでその姿を撮影するチャンスをいつも探しているという。
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硬骨魚の中では最も重いと言われるマンボウは体重900kgもあり、大きなものだと2200kgにも成長することがある。体長4mほどで、口を完全に閉じることができない。大抵は深海で過ごしているが、時折水面まで浮上して他の魚や鳥に体の掃除をしてもらうことがある。
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「その姿は本当に印象深いものですよ。ネット上に写真を投稿したら、その姿に驚いた人たちからすごい反響があったことがあります。こんな魚が海にいるなんて想像したことすらなかったとメッセージをくれた人たちもいます」とボトロさんは語ってくれた。
via:dailymail・原文翻訳:hiroching
こちらの映像はオーストラリア、シドニーの近海で撮影されたものだけど、マンボウの人懐っこさがよくわかる。…