社会そのほか速
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ミャンマー北東部で続いている少数民族とミャンマー軍との戦闘で、ミャンマー空軍の爆弾が国境を越えて中国側に着弾し、住民13人が死傷しました。中国側は強い懸念を表明し、戦闘機による国境付近の警戒を強化しています。
中国国営の新華社通信などによりますと、ミャンマー北東部で続くミャンマー軍と少数民族コーカン族の武装勢力による戦闘で、13日午後、ミャンマー空軍の戦闘機の爆弾が国境を越えて中国・雲南省に着弾し、中国側の住民4人が死亡、9人が負傷しました。
2月9日からミャンマーの国境地帯で続いている戦闘で、中国側の住民が犠牲となったのは初めてとみられます。
これとは別にもミャンマー軍機が中国領内に侵入した事例が報告されていて、中国軍が戦闘機による警戒を強化するなど、国境付近の緊張が高まっています。
コーカン族が中国系の少数民族であることから、中国側の住民が武装勢力をひそかに支援しているとの情報もあり、今後、中国とミャンマーの関係悪化が懸念されます。(15日06:42)