この春、大学に進学する人にとって最も気になるのが「どんなサークルに入るか」ではないだろうか。4年間がどんな学生生活になるかは、所属するサークルや部活で大きく変わるといっても過言ではない。

　そこで今回、メーリングリストサービス『らくらく連絡網』が全国の大学生の会員149名（男性89名、女性60名）を対象に実施した、「大学生のサークルに関するアンケート」の結果をご紹介する。

　■9割以上の大学生がサークルや部活に所属している

　「あなたは、サークルや部活に所属していますか」と聞いたところ、9割以上の大学生が所属していることが判明。中でも1番の人気は「学内サークル」（55％）で半分以上の大学生が所属していることが分かった。

　複数回答形式にしたところ、「サークルや部活に所属している」と答えた回答の合計が106％だったことから、かけもちしている大学生もいるようだ。

　■大学生は大忙し！　サークルや部活以外にも熱中していることが多数

　多くの大学生がサークルや部活に所属していることが分かったが、「サークル・部活以外にあなたが、今一番熱中していることはなんですか」と質問したところ、1位は「趣味・習いごと」で17.0％、2位は「アルバイト」で16.3％、3位は「友達と遊ぶ」で16.2％、4位は「恋愛」で14.8％と上位4つの回答は僅差だった。

　サークルや部活以外に熱中しているものは「特になし」と回答した大学生が12.6％だったことから、約9割弱の大学生がサークルや部活動をしながら、ほかにも様々なことに興味を持っていることが明らかとなった。

　■サークルや部活に入ることにメリットを感じると答えた大学生は9割以上

　最後に、「あなたが、サークル・部活に入るとしたら一番のメリットはなんだと思いますか」と聞いたところ、「交友関係が広くなること」と回答した大学生が最も多く、約5割を占めていた。

　また、2位が「友達や恋人ができる」、3位が「先輩、後輩関係を築ける」で、友達や恋人などといった人間関係を作るのに大きく役立つのがサークルの魅力のようだ。

　また、「メリットを感じたことがない」と回答した大学生はたった3.4％で、ほとんどの大学生がサークルや部活に入ることにメリットがあると感じているようだ。

　イマドキの大学生はサークル活動やアルバイト、恋愛、趣味や習い事など、“リア充”を意識した生活を送っているようだ。交友関係が広がると、将来の役に立つことも大いに有り得る。たくさんの友達を作って充実したキャンパスライフを送って欲しい。