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20年前のロータスは、現在とはかなり違う会社だった。当時はマレーシアの自動車メーカーの傘下ではなく、ゼネラルモーターズ(GM)から、「EB110」でブガッティ復活の立役者となったロマーノ・アルティオーリに売却されてまだ間もない頃だった。「エラン(2代目)」「エクセル」「カールトン」の生産を終了し、登場から既に20年が経った「エスプリ」の1車種を残すのみとなっていたロータスだが、「エリーゼ」の登場で全てが変わったのである。
1995年に誕生したエリーゼは、当時としては革新的な軽量アルミニウム製シャシーと複合素材製のボディパネルを採用し、ロータス創設者コーリン・チャップマンの精神にのっとり驚異的な軽量化を実現したモデルだ。「エリーゼ」という名前はアルティオーリの孫娘に由来しており、現在のオーナーになってからもそのまま引き継がれてきた。
エスプリは2004年モデルを最後に生産終了となったが、それから20年に渡り、エリーゼは「エキシージ」「ヨーロッパ」「2-イレブン」「340R」など、「エヴォーラ」を除くロータスが世に送り出した多くのクルマのベースとなってきた。また、このシャシーは他社にも供給され、革新的なテスラ「ロードスター」、圧倒的パフォーマンスのヘネシー「ヴェノムGT」、オペル「スピードスター」/ボグゾール「VX220」といったスポーツカーや、その他数多くのコンセプトカーやニッチなモデルがエリーゼをベースに生まれている。
そんなエリーゼの誕生20周年を記念して、ロータスは「エリーゼ 20thアニバーサリー・スペシャル・エディション」を発表した。「エリーゼS クラブレーサー」をベースにしているため、クラシックなイエロー、グリーン、ブルーなどのカラーリングはそのまま引き継がれ、車両重量は「エリーゼS」よりさらに10kg軽い914kg。マット・ブラックの鍛造ホイールと外装パーツを装備し、ボディ同色のセンターコンソールが特徴的なインテリアには、アルカンターラまたはレザーのスポーツシートにコーディネートされた色のステッチが施されている。もちろん内外装には特別モデルであることを示すデカールが貼られる。気になるお値段は、英国価格で3万9,900ポンド(約715万円)とのことだ。
エリーゼ 20thアニバーサリー・スペシャル・エディションの詳細については、プレスリリース(英語)をどうぞ。
By Noah Joseph
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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ロータスが「エリーゼ」の誕生20周年を記念して特別モデルを発表!
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