社会そのほか速
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ナイアガラの滝というと、爆音をとどろかせて流れ落ちるダイナミックな姿を想像する人がほとんどだと思います。
また、団体観光客でにぎわう場所なので、大人の女性の旅にはちょっと…..というイメージ。でも実は、冬のナイアガラはそれとはまったく違う姿を見せてくれて、むしろ大人の女性にこそ訪れてほしい場所なんです。
まるで映画の世界のような風景
カナダのオンタリオ州とアメリカのニューヨーク州にまたがる世界三大瀑布のひとつナイアガラの滝。カナダ側だけでも毎年1,500万人の観光客が訪れています。「ナイアガラ」とは、カナダの先住民族の言葉で「雷のようにとどろく水」を意味し、とても神聖な場所。
今では多くの人が訪れる観光地となっていますが、観光客が少なくなる冬は静寂を取り戻し、幻想的な雰囲気につつまれます。凍り付いて太くなっている滝の姿は本当に美しく、息をのむほどの絶景。神々しさすら感じられるほどです。
筆者が訪れた今年2月上旬の気温は、平均マイナス10℃前後。少し外に出るだけで、空気に触れている部分が痛くなるほどの寒さでしたが、それがまた非日常感を増しているように感じました。例年12月から3月にかけて、結氷したナイアガラの滝を見ることができるそうです。
さまざまなアクティビティで楽しむ
世界的な観光地であるナイアガラは、アクティビティも充実。冬のあいだ、遊覧船は運休していますが、滝を裏から眺める「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ」や、ヘリコプターで滝を一望する「ナイアガラ・ヘリコプター」、ナイアガラの歴史やまつわる人々を紹介する「アイマックス・シアター」など、さまざまな角度から楽しむことができます。
個人的には「アイマックス・シアター」で見たナイアガラの歴史と、展示室に飾られていた、当時の人たちが実際に滝を下った樽や船にとても興味をひかれました。失敗した船と乗り込んだ人の写真には”DIED”と書かれてあるのも印象的で「なぜこの船でそんな無謀なことを……」と思わずにはいられませんでした。
でも、ちょうど筆者がナイアガラに滞在している間、滝をアイスクライミングをした人がいると地元のニュースが伝えてたので、挑戦者は後を絶ちそうもありません。
また、夜にはナイアガラの滝がライトアップされるのですが、寒さを我慢してでも鑑賞する価値があります。光を操っているのは、とても優しいピーターさん。…