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中国の政府機関が1969年に発行した地図に、沖縄県の尖閣諸島を日本語名で「尖閣群島」などと表記していることが分かり、外務省がホームページ上に掲載しました。
外務省のホームページに掲載された地図は、日本の国土地理院に当たる中国の政府機関が1969年に発行したものです。
尖閣諸島の魚釣島について、現在の中国政府の呼び方である「釣魚群島」や「釣魚島」ではなく、「尖閣群島」「魚釣島」などと日本語名で表記されています。中国政府は、この地図が発行された後の1970年代になってから、尖閣諸島の領有権を主張し始めています。
岸田外務大臣は6日、「こうした資料を活用して対外的な発信を行っていく方針だ」と地図の公開に前向きな考えを示していましたが、中国側は反発を強めそうです。(16日21:12)