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体が酸化することを俗に「体がサビる」と言いますが、「体がコゲる」とは、一体どのようなことを表すか知っていますか? それは体の「糖化」です。糖化とは、体内で不要な糖とたんぱく質が結びつき、老化を促進する物質を作りだしてしまうこと。しかし、普段の食生活で「最初に野菜を食べる」、「ゆっくり噛んで食べる」、「食後にはお茶飲む」などを意識すると、糖化を遠ざけることができるようですよ。
■「糖化」すると肌はどうなる?
糖化とは、必要以上に摂り過ぎてしまった糖とタンパク質が結びつき、「AGEs(糖化最終生成物)」という老化物質を生成してしまう作用のこと。「AGEs」は一度生成されてしまうと分解しづらく、肌に蓄積されることで、シワやたるみ、そしてくすみの原因となってしまいます。
■「糖化」を遠ざけるための食生活ポイント3つ
(1)食事の最初に野菜を食べる
食事の最初に野菜を食べることで、野菜に含まれている食物繊維が糖質の吸収スピードを抑え、血糖値の上昇を防いでくれます。食事の時、最初から米などの炭水化物や主食に手をつけるのではなく、まずは野菜を食べる習慣を身につけましょう。
(2)ゆっくり咀嚼
早食いもまた、体内の血糖値が一気に上昇させてしまう原因に。また、あまり噛まずに食べることで、満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまい、必要以上に糖を摂ってしまうことにもつながります。通常は食事を始めて20分ほどで満腹中枢が刺激されますので、ゆっくり咀嚼することを心がけましょう。
(3)食後はコーヒーよりも、ハーブティーやお茶
実は食後の飲み物も糖化に影響をもたらします。カモミールティーやどくだみ茶、甜茶などには、老化を防ぐ物質や糖化を遅らせる成分が含まれていますので、食後の一息には、清涼飲料水やコーヒーではなく、お茶を選ぶのが良いでしょう。
毎日のちょっとした心がけが、肌だけでなく、体全体の老化を防ぐことにつながります。みなさんも、ちょっと意識してみてくださいね。
(前田紀至子)