女優の剛力彩芽と俳優の渡部篤郎が30日、都内で行われたテレビ朝日系連続ドラマ『天使と悪魔　-未解決事件匿名交渉課-』（毎週金曜　後11：15）制作発表記者会見に出席した。渡部は「きょうの晴れの場には役衣装でということだったのですが…」と一人、金色の豪華なワンピースに身を包んだ剛力にツッコミ。剛力は「気のせいだと思います」ととぼけつつ「いつも（渡部が）派手な衣装を着られているので、きょうだけは、私もきれいにしたいなと」と弁解した。
　
　　同作は剛力演じる人を信じて疑わない警察官・蒔田ヒカリと渡部演じる誰も信じない弁護士の茶川龍之介が“司法取引”を使って未解決事件挑んでいく、捜査エンターテイメントドラマ。渡部は、剛力だけでなく共演の長谷川朝晴にも「長谷川に至ってはジャケットも着てない！」と指摘。ところが長谷川から「正直言うと出る寸前に渡部さんが『脱げ』って言った」と暴露され、会場の笑いを誘っていた。
　
　　後輩イジリを連発させる一方で渡部は、剛力に「2年ほど前にご一緒したのですが、本当にすごく真面目。年上の中に入って若手で大変なのにバランスを見ている」と絶賛。剛力も渡部に「クールなイメージがあったのですが、すごく優しくてレディファースト。私が緊張していた時も、本当に優しい言葉をかけてくださって、面白いことも言ってくれて存在や空気で現場をリラックスさせたり、いい意味で緊張感ももたらしてくれる。人としてすごく素敵」と信頼を寄せていた。
　
　　会見にはそのほか、内藤理沙、中村静香、荒川良々、宇崎竜童が登壇した。4月10日よりスタート。