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(台北 18日 中央社)台湾の児童の72.1%で食事の栄養バランスがとれていないことが、子供の福祉活動の発展を推し進める公益団体「児童福利連盟文教基金会」が17日発表した児童の飲食習慣に関する調査結果により明らかになった。
不足している割合が最も高いのは乳製品(57.9%)で、半数以上の児童が毎日摂取できていなかった。また、スナック菓子やインスタントラーメンなどのおやつや軽食を「食事」とした経験のある児童は26.1%に上った。
また、週3日以上夕食を外食で済ませる児童の割合は35.6%に上り、毎日外食すると答えた割合も8.6%に達した。両親と一緒に夕食を取る頻度については、22.8%が週の半分以下、8.6%は全くないと答えた。週3日以下の児童に偏食傾向がみられる比率は15%と、毎日一緒に食事をする児童(8.3%)の1.8倍だった。
同団体は、飲食習慣は子供の健康に大きな影響を与えると指摘し、保護者に対して、子供の食生活に注意するよう呼びかけている。
同調査は、昨年12月22日から今年1月20日まで、小学校高学年の児童を対象にアンケート形式で行われた。有効回答数は1440件だった。
(許秩維/編集:名切千絵)