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■左? 右? 子どもの個性を観察する
ライフオーガナイズでは「利き脳」を元にした収納方法を提案しています。利き脳とは、いわゆる「右脳派か、それとも左脳派か?」というもの。右脳=感覚的なタイプか、左脳=論理的なタイプかで、適切な片付けの方法に違いがあるのです。
今回は、利き脳と収納方法についてお話ししましょう。
■左脳派はきっちり収納、右脳派はざっくり収納
利き脳の違いによる収納の違いの例として、本棚を挙げて説明しましょう。利き脳が左脳、つまり論理的なタイプの場合、大きさや種類、色などを揃え、きっちり収まっているのを好むことが多いです。
一方、利き脳が右脳の感覚的なタイプの場合は、種類や色や大きさがバラバラでも全然気にならず、本棚に入って入ればオッケーというケースが多く見られます。
子どもさんのお片付けの様子をご覧になって、どうでしょうか? おもちゃをしまうのに、1つ1つを引出しにしまえるタイプですか? それとも、大きな箱にぽんぽん投げ込むタイプでしょうか。
子どものタイプを観察して収納に活かせば、お互いにストレスの少ない仕組みを作ることができます。
■利き脳別、ベストな収納方法
右脳派か左脳派か、利き脳のタイプ別、おすすめの収納方法の一例をご紹介しましょう。
・左脳タイプ
種類ごとに細かく管理、ラベリングし、物の住所設定を明確にするのがおすすめ。論理思考の左脳派は、ラベルの文字を読んだり、箱を開け閉めしたり、定位置管理をするのが苦ではなく、むしろそのほうがやりやすいことが多いので、きちんと分けられるようにしておきましょう。
・右脳タイプ
ファイルボックス1つに1教科分まとめて入れればOK、といったように、収納の際、細かく分け過ぎないことがポイントです。ラベリングする場合には、色や絵、写真などを活用し、イメージがパッと伝わるようにしましょう。使ったものを戻すまでのアクション数を減らすことも重要です。
大人であれば、右脳派か左脳派か、チェックリストでわかるのですが、子どもはそれがなかなか難しいところ。ママが子どもの様子を見ながら、左脳派と右脳派、どちらの収納方法が合いそうか、見極めてあげてください。
最後に付け加えておきたいことが1つ、収納は上手な人が苦手な人に合わせたほうがうまくいきます。上手な人(大人)に比べると、苦手な人(子ども)は、まだできないことや難しいことも多くあります。
子どものお片付けに関しては、「この辺に戻せたらOK」くらいに考えておくと、ママも気持ちに余裕ができるのではないでしょうか。