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(嘉義 5日 中央社)訪日していた張花冠嘉義県長は4日、東京都内で食の安全などの認証を行う「日本GAP協会」と安全認証技術の導入協力に関する了解覚書(MOU)を締結した。
覚書では、同協会が食の安全や環境保全に取り組む農場に与えている認証制度「JGAP」(ジェイギャップ)の同県への導入や農業発展に協力するとしている。
同県は締結の理由について、農業生産と食の問題について同協会と意見が一致したためだとした。両者は過去に交流の経験があり、今年1月には協会関係者が同県を訪れ、農家に安全認証の仕組みなどについて教えるなどしていたという。
食の安全は台湾の農業発展における重要課題だと話す張県長は、今後JGAPの導入とともに、専用のビルを建設し、最高規格の検査基準を設ける考えを示した。また、将来的に認証を得た同県の農産品は日本での販路拡大を後押しするだろうと期待を寄せた。
JGAPは、生産者団体が活用する管理の基準となっており、農林水産省が導入を推奨する農業生産工程管理手法の一つ。同協会の荻野宏局長によると、日本で審査が最も厳格な認証制度という。
(江俊亮/編集:名切千絵)