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1969年に中国政府が作成した「尖閣諸島」と表記した地図を、外務省が16日にホームページ上に掲載した問題で、中国外交部の洪磊報道官は18日の定例記者会見で、「(地図は)釣魚島が台湾省の一部であることを証明するものだ」とし、「日本が台湾を侵略し、釣魚島を盗み取った歴史的事実を反映している」と反論した。18日付で中国新聞網が伝えた。
洪報道官は、外務省が公開した地図について、「2つの問題を証明している」とし、「1つ目は釣魚島が中国の一部であること、具体的には台湾省の一部であること。2つ目は日本が台湾を侵略し、釣魚島を盗み取った歴史的事実を反映している」と指摘。
地図は「中華人民共和国分省地図」のうちの「福建省台湾省」の部分で、福建省と台湾省が管轄する地域をすべて掲載するため、福建省北部と台湾省南部、釣魚島(尖閣諸島)およびその近海を枠からはみ出す形で組み入れたとし、「このことは釣魚島が中国の一部であること十分に示している」と主張した。
その上で、「釣魚島は中国が最も早く発見し、長期にわたって実効支配してきた。早くも明代や清代の中国地図に釣魚島が明確に記されている。甲午(日清)戦争前まで、西側の地図には釣魚島という名称が広く使われ、中国領であることも明記されていた。甲午戦争後、日本が釣魚島を含む台湾およびその付属島しょを長期にわたって植民支配し、そのせいで地図上の釣魚島に関する表記も変化した。第2次大戦後、国際的な法律文書に基づいて、釣魚島は中国に返還された」と反論した。
(編集翻訳 小豆沢紀子)