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春は冬と比べて温度も湿度も上昇するため、実は菌が増殖する季節だ。近畿大学農学部 環境管理学科の坂上吉一教授は「冬場の1桁台の気温と、春先の20度台の気温では、菌が増える速度は全く違います」とコメントしている。
消臭・除菌スプレーを販売するP&Gが、小学生以下の子供を持つ母親300人を対象に実施した、室内の除菌の実態についての調査で明らかになった。
洗えない布製品に「除菌は絶対に必要なケア」
同調査で坂上教授は、「菌が増えるには栄養源が必要です。布製品などでの『汚れ』の原因となる、人間のフケ、汗、あか、髪の毛などの有機化合物がそれにあたるのですが、春は人間が活動的になるため、汗もあかも増え、菌の栄養となる有機化合物が増えます」と説明するが、母親たちは部屋で布製品をしっかりと手入れできているのか。
母親たちに室内の各場所別に掃除などの手入れをしているかを聞くと、「トイレの便器」(99.0%)、「お風呂の浴槽」(98.3%)と、多くはお手入れ率が9割前後なのに対し、「ソファ」(57.7%)、「ベッド」(59.0%)などの布製品を手入れする率は5割台と、極端に低かった。
また、除菌についても洗いにくい布製品は「除菌はしていない」という人が圧倒的に多く、「カーテン」で60.3%、「ベッド」(48.0%)、「ソファ」(47.4%)、「布団」(46.7%)、「枕」(45.6%)と、約半数の人が布製品の除菌をしていないようだ。
しかし、坂上教授は、洗えない布製品は菌を増やさないよう、定期的にケアすることが大事だと指摘する。
「ソファに座るなど、布製品を使うとどうしてもフケや汗、あかなどの汚れ(有機化合物)はついてしまい、そういうところには菌が住みやすくなっています。洗って菌を落とせない布製品については、除菌は絶対に必要なケアと言えます。消臭・除菌スプレーによる除菌は、手っ取り早く、理にかなっていると言えます」
消臭成分とダブルの除菌成分を配合したファブリーズ「ダブル除菌」が活躍しそうだ。
調査は2015年2月17~18日にインターネットで行われた。<J-CASTトレンド>