社会そのほか速
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スキルアップのために英会話を習っているという方は多いだろう。でも英会話を学ぶときは、言葉だけではなく先生のボディランゲージにも注目しておきたい。
いかに完璧な英語を話していても、うっかり間違った身振り・手振りをしてしまうことで、相手にあらぬ誤解を与え、商談が滞ってしまうばかりか、ケンカになってしまう可能性すらあるからだ。
そのようなことがないよう、今回は外国人との会話中に絶対やってはいけない4つのジェスチャーについて紹介しよう。それぞれの意味を知り、うっかりやってしまわないように、日ごろから注意をしていただきたい。
■1:“手まねき”が“あっちへ行け”に!
たとえば外国人の商談相手が会社に来たとき。「どうぞこちらです」という意味のつもりで、“手まねき”のジェスチャーをする。しかし、なんとこれは「さようなら」「向こうへ行って」という、日本とは正反対の意味になるのだ。
ビジネスの話で来社した外国人は、「帰れと言っているのか!?」と戸惑うことだろう。
このような場合は、腰の高さで手を伸ばし、手のひらを上に向けて、進行方向を指すように促そう。
■2:“オッケーサイン”が“おまえはアホか”に!
「それでいいですよ」という意味で、人差し指と親指をつけ、“オッケー”とジェスチャーをしてしまいがちだが、国によっては “無能”という意味にとられてしまう。つまり、せっかく商談がまとまろうとしているときに、「あなたは無能だね」と言ってしまったことになるのだ。
他にも、“お金”や“数字のゼロ”を意味することもあるので、注意が必要なジェスチャーの一つだ。
■3:“違う違う”が“あんた臭いよ”に!
顔の前で手を左右に振り、「違いますよ」と伝えるおなじみのジェスチャー。でも欧米の人がこのしぐさをするときは、異臭がして「臭い、臭い」と言いたい時なのだ。「まるで相手の体臭がきつくて耐えられない」と言っているようなものである。
このジェスチャーをビジネス相手にしてしまったら随分失礼にあたるだろう。
■4:“裏ピース”はヤバすぎるあのサインと同じ!
ここ数年はやっている写真を撮るときのポーズ、“裏ピース”。
中指を一本立てて相手を侮辱するジェスチャーについては、多くの人が知っていると思うが、この“裏ピース”もイギリスでは中指一本と同じ意味を示すため、相手を侮辱する最悪のジェスチャーになってしまう。決して人に向けて裏ピースをしてはいけない。…
ビジネスシーンで“ピースサイン”をすることは少ないだろうが、外国人はクライアントをBBQやホームパーティーに招くことがある。オフの時間だからといって気を抜いていると、思わぬところで相手の印象を悪くしてしまうこともあるので気を付けたい。
以上、外国人と話をするときに気を付けていただきたい4つのジェスチャーをご紹介したが、いかがだろうか?
もちろん“国によってジェスチャーの意味は異なる”ことは海外の人も知っているので、それほど大きな問題には発展しないとは思うが、私たちも海外の文化・習慣について知っていることに越したことはない。とくに仕事の契約時など、“誤解”では済まない結果を導いてしまっては会社にとっても大損失になりかねない。
こういった文化を学ぶためにも、単語や文法を勉強するだけではなく、積極的に外国人と直接コミュニケーションをとり、少しずつ身につけていければよいだろう。とくに仕事で外国人と交渉事があるときは、うっかりNGジェスチャーが出てしまわないように、十分注意してほしい。