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機体接触で無線アンテナほぼ全損 飛行の経緯焦点

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機体接触で無線アンテナほぼ全損 飛行の経緯焦点

 機体接触で無線アンテナほぼ全損 飛行の経緯焦点

 

  広島空港でソウル発のアシアナ航空機が着陸に失敗し滑走路から外れた事故で、国土交通省広島空港事務所は15日、機体が接触したとみられる無線設備(高さ約6・4メートル)にはアンテナが24本あり、そのほぼ全てが破損していたと明らかにした。

  運輸安全委員会の航空事故調査官は15日午後、現地に入り、原因究明に向けて本格的な調査を始めた。同機が着陸前、なぜ高度を過度に下げていたのかが調査の焦点。韓国の事故調査当局の調査官も派遣された。

  無線設備は計器着陸装置(ILS)と呼ばれ、滑走路手前に設置され進入機を精密誘導するが、アシアナ機は計器誘導ができない東側から進入した。

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