社会そのほか速
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たくさんの男女に取材をしていると、育ってきた環境が恋愛に大きく影響しているのではないか? ということを思います。たとえば三姉妹の末っ子と長女とでは、恋愛観に大きな違いがあるように感じます。同様に、姉妹のいない男性の恋愛観と、姉妹のいる男性の恋愛観も大きく違うように感じます。今回は、姉妹がいない男性が驚いた、女性の生活事情についてご紹介したいと思います。さっそく見ていきましょう。
■1:リモコンの数字が見えない
「彼女の部屋に行くと、テーブルの上に黒くて長いものが置いてあり、なにかなと思ってよく見るとテレビのリモコンでした」(25歳・IT)
リモコンの数字が見えなくなるまで、リモコンが汚れていたということでしょうか。想像以上に彼女の部屋が汚かったという男性の話はよく聞きます。
■2:ソファの隙間に……
「男からすれば女性の下着って、見ることができたらラッキーという『お宝もの』でもあると思うんですが、その下着が彼女のソファの隙間から出てきたのには驚きました」(24歳・飲食)
引越し屋さんに「洗濯機の隙間にこれが落ちていました」と、埃まみれのブラを手渡されたことのある女性もいます。『お宝もの』だとそれまで思っていた物の、現実での扱われ方を知った時の驚きは、とても大きいことでしょう。
■3:すべてピンク!
「彼女の部屋って、カーペットもベッドもすべてがピンクなんです。聞くと、高校生くらいからずっと部屋中ピンクだとか。落ち着かないですよね?」(26歳・フリーター)
「女の子らしい部屋」に耐性がないというのも、姉妹のいない男性の特徴なのかもしれませんね。
■4:靴ってさあ……
「彼女のひとり暮らしの部屋の玄関が狭いのは、まあしかたないと思うんですが、そこに靴がたくさん転がっているのには驚きました。男ってわりと靴を磨いたりして、丁寧に扱うものですから……」(27歳・広告)
男は靴を磨くべし、という教えが世間にはあります。靴を雑に扱う女性っていったい……と、女性の靴の扱いに驚く男性もいるようです。
いかがでしたか?
ありふれた「汚部屋」ばかり紹介しても、ありふれたコラムにしかならないなと思いつつ、いつもより多めに取材を試みましたが、結果的に「汚部屋」情報が3つも出てきてしまいました。
男性は常に女性に対して幻想的な美しさを抱いている(だから幻想を砕かれたらおおいに驚く)ということが言えるでしょう。
すべては幻想であるということを説いている往年のベストセラー『唯幻論』(岸田秀)と同じ結論になりましたが、まあ実態がそうなのだからしかたない。
(ひとみしょう)