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この一カ月で、ディオール、カルティエ、プラダ、シャネルと海外高級ブランドの中国市場での「値下げドミノ」が起きている。4月20日、羊城晩報が伝えた。
高級品市場に詳しい関係者は「海外ブランドの動向に影響力を持つシャネルの値下げが引き金になった」と指摘。ディオールが最大12%の値下げに踏み切ったほか、プラダも価格見直しを検討している。香港市場で販売する腕時計を5%値下げするカルティエは「為替の動きに伴うもの」とコメントした。
シャネルは昨年、中国での販売額が10%以上落ち込んだと言われている。カルティエを擁するリシュモンは中国での減速が響き、昨年第3四半期の業績がこの6年で初めて横ばいとなった。
高級品に詳しいリサーチャーは「中国市場の鈍化に加え、ユーロ安で高級品の内外価格差がさらに広がったのも関係している」と分析する。中国人が海外でブランド品を買い求める動きは拡大する一方で、ブランド側も価格の改定を迫られたと言える。
(編集翻訳 浦上早苗)