社会そのほか速
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男女の友情は成立しないという意見が多い中、2012年、アメリカのとある大学の助教授、ブレスク・レチェック氏は、「成立しないとは言えない」という研究発表をしました。「成立する」とは断言できない背景がそこにはあり、やっぱりなかなか難しいテーマ。でも草食系、絶食系、仙人男子まで登場した日本の昨今、改めてこの問題を考え直してみるのも、面白いかもしれません。
相手が友人だとしても、異性としての魅力を感じてしまう人が多いのは事実。大半の男性が、女性に対して性的魅力を感じてしまうことも関係しているといえそうです。研究結果では、男女の友人だったけれど、結果的にカラダの関係を持ってしまった人たちは数多くいるのだそう。もともと種の保存パートナーとして男女が存在しているのなら、性的関係のない方が不自然に思えます。これが成立しないとされる理由でしょうね。
そもそも友情や愛情の定義とはなんでしょうか? アメリカの心理学者・ルービンによると「好意と愛情」(いわゆるLOVEとLIKE)には明確な違いがあるとしています。
・好意(LIKE)は、人として尊敬している、同じ趣味嗜好を持っているから好感が持てる、単純に好意がある
・愛情(LOVE)は好意にプラスして、相手がいないとつらい、何かしてあげたいという気持ちが起こる、独占欲が湧く
こうなると男女間や家族間、同性の友人同士でも、相手に対して抱くのは愛情なのか、好意なのか、微妙に分かれてきますよね。しかも女性の場合は、「あなたとは友達、あなたは恋人候補」と明確に区分。男性は相手が友達でも恋人になる可能性が秘められていて、あいまいという結果まで出たそう。女性の方が良い種を残そうとか、妊娠できる回数や期間を考えると、量よりも質になるためでしょうか。数撃てば当たる感覚の男性より、合理的な感じがしますよね。
草食系に始まり、絶食系や仙人男子と呼ばれる、さらなる草食進化系。もしも先ほどの研究通り、女性よりも男性のほうが性的感情を抱きやすく、そのために友情が成立しないのだとしたら……。これら草食進化系男子は、やや女性寄りの感覚になるのではないでしょうか。性的欲求が起こらないのなら、友情としての成立もありですよね。さらにカフェ男子やスイーツ男子という分類もあり、女性とスイーツを頂きながらずっとおしゃべりを楽しむ関係も増えてきそう。…