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結婚するってことは、もう一生恋をすることはないってこと「デート〜恋とはどんなものかしら〜」8話

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結婚するってことは、もう一生恋をすることはないってこと「デート〜恋とはどんなものかしら〜」8話

 結婚するってことは、もう一生恋をすることはないってこと「デート〜恋とはどんなものかしら〜」8話

 「デート〜恋とはどういうものかしら〜」(月曜夜9時〜 CX)第8話は、依子(杏)と巧(長谷川博己)がいよいよ結納まで進展。心配された視聴率もアップして13.9%(ビデオリサーチ調べ 関東地区)と、第1話に次ぐ高視聴率を記録しました。杏の着物姿が綺麗だったのも功を奏したのではないでしょうか。あと、やっぱり、バレンタインにまつわる話に情緒がありました。
 
 依子と巧の結納が行われたのはバレンタインデー。これまで一度もバレンタインにチョコレートを誰かにあげたことのない依子でしたが、ふと思い立って、チョコレートを買います。でも、それを巧に渡しそびれてしまい・・・。
 そしてそこから、こうもぐずぐずと結婚話を引き延ばしていることには、連ドラの宿命として最終回まで引っ張っているだけではなく、物語としてちゃんと理由があるのだと言わんばかりに、依子は結婚ではなく恋をしたかったのだという展開に転がっていきます。
 依子がなぜか涙してしまい、その理由を巧が「君が本当にしたいのは、結婚じゃなくて、恋だからです。本当は人一倍恋がしてみたいのに、恋がどんなものか知りたいのに、出来ないから、ずっと心に蓋をしてたんです。僕と結婚するってことは、もう一生、恋をすることはないってことだから、泣いてるんです」と説明する台詞が胸をしめつけます。
 恋愛至上主義を揶揄しているように見せて、やっぱり理念や契約による婚姻ではなく、女主人公が恋する気持ちを大事にしたいという話になっていくのが面白い。好きな人がいるにもかかわらず親の決めた許嫁のところに嫁ぐ女の涙みたいな感じがします。
 それと、結婚したら一生添い遂げる固い決意をしている巧たちの真面目さも新鮮。「僕と結婚するってことは、もう一生、恋をすることはないってことだから」
 とは当たり前ではありますが、このようにあえて言葉にされると、結婚とはそれだけ重いんだと思い知らされました。
 
 巧は、依子が買って来たチョコに薄々気づきつつも、素っ気なくして、彼女が渡すきっかけを与えなかったくせに、いやにわかった口を利きます。
 「(依子が子供のとき)……ご両親がチョコを食べさせあってたのは夫婦だからじゃありません……愛し合っているからです……結婚してなお、恋をしているからです」なんてことまで言う。
 巧に自分のもやもやの原因を指摘された依子は、8話の最後、思いきって「私に教えてください……恋というものを」「恋が……してみたいです」と言うのですが、その相手はーーーー
 鷲尾(中島裕翔)で、次回、急展開! って感じです。…

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