社会そのほか速
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古くから研究されてきた心理学の一大テーマに「美人の内面評価」というものがあります。
容姿と性格には直接の関係はありません。誰だって、そのことはわかっているはずなのですが、実際には見かけに騙されてしまう。
ある人物の性格を写真だけで想像する、という実験を行うと、美人に対する「信頼できる」という評価は、不美人の7倍にのぼってしまうのです。
なぜ人は見誤るのでしょうか。それは、脳に知識や信念といった過去の経験がたっぷりと蓄えられているからです。だから、服装や仕草、表情、言葉遣いなどから、自分に都合よく情報を取捨選択してしまう。それが実像とは異なる偏見をつくり出すことになります。これまでに何万人という人と接してきたようなプロの面接官でも往々にして見かけに騙されてしまうのですから、普通の人が短時間で相手の本性を見抜くことはとても難しいことだといえます。
しかし逆に考えれば、自分の器の大きさは他人にはなかなかバレませんし、見かけによって相手の心理を手玉に取ることもできるのです。
自分の性格を変えることは簡単ではありません。自他ともに認められるような器の大きい人間になるには時間もかかるでしょう。ただし価値観や行動パターンを増やすことで、性格の幅を広げることはできます。相手の心理をコントロールすることを「目的」としながら日々の行動を変えていけば、理想の自分に近づけるかもしれません。
今回は特に男性中心の職場で有効な7つの方法を紹介しています。中身は後からついてくると信じて、まずはトライしてみてください。
■1. 持論にこだわる
「何を話したか」より「誰が話したか」
自分のペースに持っていくためにはたくさん喋って主張する――。そんなふうに考える人もいますが、必ずしも正しい方法とは限りません。特に女性は仲良くなるほど会話時間が増えるのですが、反対に男性は信頼しあうにつれて会話量が減る傾向があります。このため男性に対しては、饒舌であるよりも、言葉ですべてを言い尽くさない「以心伝心」の態度を選んだほうが、相手と同調できる可能性が高いのです。
第一、たくさん言葉を重ねても、その内容が空虚であったら意味がありません。家庭不和に悩む家族の会話を分析してみると、発言の多くが一般論であることが多いのです。心理学では「何を話したか」より「誰が話したか」のほうが、聞き手に強い印象を残すことが知られています。一般論とは発話者が誰であっても同じ内容ですから、論理的には正しくても、相手には響かない。…