社会そのほか速
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昨今、結婚相手として「自衛官」の人気が高まっているという。基地や駐屯地で行われる「ふれあいパーティー」はキャンセル待ちも出るほどらしい。公務員だし、制服はカッコイイし、規律正しい自衛官は、結婚相手として魅力的なのだろう。では、実際に結婚するとどうなるのか?
【羽田はHNDと書け!】自衛隊の超使えるメモ術を学ぼう!
『海自オタがうっかり「中の人」と結婚した件。』(たいらさおり/秀和システム)は、知られざる自衛官との結婚生活を描いたコミックエッセイだ。
海上自衛隊(海自)オタクのたいら氏は、基地主催のイベントで海上自衛官のやこさんと出会った。ゴツイ戦艦や武器に萌え、制服に萌え、隊員同士が使う隠語に萌え…の末に結婚した。
正直な話、たいら氏が海自オタクであることを隠してやこさんと交際し、カミングアウトするまでのウダウダは、読んでいてイライラする。隠すことでもないし、ノロケ話でしかない。だが、ありふれたデート中のやりとり、結婚生活の日々のエピソードから「自衛隊員と共に生きるための心得」が見えてくるのだ。
【遠距離恋愛なのにメールは1日2通のみ?】
海上自衛隊では職種によって、呉・横須賀・下総・舞鶴の「術科学校」で数ケ月の教育訓練を行う時期がある。厳しい規則とカリキュラムが組まれ、自由時間はほとんどない。やこさんとたいら氏は、1日2通のメールしかできなかったという。LINEがたった数分既読にならないだけでキーキー言っちゃうようでは、自衛隊員との交際は上手くいかない!
【恋の邪魔者は台風?】
海自の場合、台風が接近すると「避泊」のために出動となる。係留している護衛艦が岸壁と艦を傷つけないよう、沖に出港して台風通過を待つのだ。当然、デートも旅行もキャンセルになる。夏から秋にかけてのデートは、台風予報とのにらめっこ?
もちろんその他の有事の際にも出動となり、事態が落ち着くまで帰宅できない場合もある。自衛隊員と交際する場合、相手の仕事が何を優先しているのか、きちんと理解しておきたい。
【家事・引っ越しでは頼りになるが…?】
自衛官は基本的に家事が得意らしい。掃除、洗濯、アイロン…「自分のことは自分でやる」という基本を訓練で叩き込まれるからだ。
海自隊員は、洋上で曜日感覚を失わないよう、毎週金曜日にカレーを食べる。カレー作りにも味にもこだわりがある。また、夜食の「おにぎり」も若手隊員が作ったりするため、おにぎりの形や握り方にはうるさいとか?
なんでもできて頼りになる反面、小姑のように感じてしまう危険性もある?
【長期出張もしばしば、あんたの家はどこ?】
艦乗りは出港が多く、子どもに顔を忘れられることもあるそうだ。…