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大阪府吹田市の万博記念公園にある「エキスポランド」跡地で三井不動産が開発を進めており、2015年秋に開業を予定している”西日本最大の複合施設”の名称が「EXPOCITY(エキスポシティ)」に決定したと15年3月25日に同社が発表した。アジア初の万国博覧会「EXPO’70」から約半世紀を経て、その場所が”世界の名所”に生まれ変わる。
7つのエンターテインメント+ららぽーと
「EXPOCITY」は延べ床面積22万3000平方メートルに及び、約300の事業者が集まり、7つの大型エンターテインメント施設や、ショッピングセンター「ららぽーと」が並ぶ。三井不動産では「関西エリアの新たなランドマーク」として、新しい発見やこれまで体験したことのない「ワクワク」「ドキドキ」の場を提供したいとしている。
エンターテインメント施設の主なものは、大阪市の水族館、海遊館が初プロデュースする、生きているミュージアム「NIFREL(ニフレル)」、体験型エデュテイメント施設「ポケモンEXPOジム」(仮称)、日本一の大観覧車「Osaka Wheel(オオサカホイール)」(仮称、16年春営業開始予定)など。
ショッピングにもエンターテインメント要素を盛り込み、日本初、関西初のファッションブランドや生活雑貨、スポーツ関連グッズやレストランなど、話題の店舗が多数出店するという。
万博記念公園は豊かな自然の中に文化施設が広がり、「EXPOCITY」の隣接地には「吹田市立スタジアム」(仮称)がやはり15年秋に開業予定。これら施設とともに、日本を代表する一大レジャー空間が生まれることになる。
いわゆる大阪万博は、昭和45年の1970年に開催されたアジア初の万国博覧会。それから同じく45年たった2015年、大阪万博のテーマである「人類の進歩と調和」を継承し「『遊ぶ、学ぶ、見つける』楽しさをひとつに!」を掲げて「EXPOCITY」は開業するという。<J-CASTトレンド>