社会そのほか速
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一人の女性の大きな顔の横には「LOOK AT ME.(私を見て)」の文字。これは、イギリスで新たにお目見えした最先端技術を駆使したデジタル広告で、かなり先をいっている。顔認識技術を利用し、ドメスティック・バイオレンス問題に光を当てるためのものだ。
なんとこの広告をちゃんと見た人々が、リアルタイムで傷ついた女性の顔を治すことができるのだ。
顔認識技術(写真のふたつの赤い点に注目)により、通行人が女性の顔をしっかり見て、なにが起こったのかをはっきり認識することで、殴られた女性の顔の傷を少しずつ治していくしくみになっている。
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人々がスクリーンを見るたびに、女性が変わっていく。人々が女性に注目すればするほど、彼女の傷は早く癒える。つまり、DVの問題を見て見ぬふりをせずに、直接向き合うことのメリットを示している。
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今、わたしたちは、まわりで起こっていることに見て見ぬふりをしながら、心を麻痺させることで偽りのおだやかな世界に住んでいる。その気がなければスマホから顔を上げる必要すらないのだ。この広告は、身近なところで起きている何かをもっと気が付いてもらいたい為に設置されたものだ。
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Women’s Aid and Ocean Amplify the Violent Face of Abuse
via:upworthy・原文翻訳:konohazuku
それはドメスティック・バイオレンスばかりではない。学校で、職場で、通りがかりの街頭で、言いたくても言うことができない、誰かが小さなSOSを発信しているのだ。そのSOSにみんなが気が付くことができたら、悲しい出来事は少しずつ減っていくのかもしれない。
【通行人の視線が女性の顔の傷を治す、最先端技術を駆使した英国のデジタル広告】を全て見る