社会そのほか速
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みなさんは母親との関係、うまくいっていますか? 最近、「母が重い」「母との関係がしんどい」と告白する女性が増えているんです。
『母を許せない娘、娘を愛せない母―奪われていた人生を取り戻すために―』(ダイヤモンド社)の著者・袰岩秀章氏にお話を伺い、母娘問題に関して見られるパターンを兄弟構成別に教えてもらいました。
◆親と対立しやすい「長女」のパターン
「いい意味でも悪い意味でも、親から深く関わられるのが第一子。特別可愛がられてちやほやされることもあれば、虐待されてしまう例も。そして第二子が生まれて親の関心が下の子に行きがちになると、昔はしてもらえたことがしてもらえなくなったり、ケンカになると必ず自分が叱られたり。
そのなかで自己主張する年齢にさしかかると、母親からは“逆らっている”ように見えやすく、つらく当たられる原因になったりします。
母親というのは、上手に依存させる部分を残しながら、娘を突き放すところがあります。
例えば弟とケンカした長女に対し、『もうご飯作ってあげない』、『お小遣いあげない』などと罰を与える一方で、朝はきちんと起こしてくれたり掃除をしてくれたりする。長女は、“母親の横暴に対して何もできない自分に自己嫌悪を感じやすい”わけです」
以下に、袰岩氏の元を訪れたある女性のケースと、袰岩氏のアドバイスを紹介します。
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◆30代後半・Cさんのケース
看護師をしているCさん。比較的しっかりしていて頼られることも多く、後輩の面倒もよく見る人でした。「同年代や後輩、異性とはうまく人間関係を築くことができるけど、年上の同僚や母くらいの年齢の患者と関係をうまく持てない」と、相談に訪れました。
母との関係が悪化したのは、思春期のころ。中学、高校時代は口をきかないような態度を取っていたようです。「昔は可愛かった」とか「いい子だった」と言われるのがとても嫌だったと彼女は語っていました。
思春期が過ぎ表面的には口をきくのですが、口げんかは絶えず。母親には長女として可愛がられはしましたが、弟妹の手前我慢を強いられることも多く、「なんで私だけ」という思いが強くて、弟妹は甘やかされていると思っていました。
一方で、彼女が母に頼っている面も多くあり、実は心理的にも依存していたようです。買い物に行くときは一緒に行ってほしかったり、異性との付き合いには母の承認がないと不安だったりというように。…