社会そのほか速
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子供のころ、微生物に触れていると免疫力がつき、アレルギーの発症リスクが低減するという「仮説」がありますが、そのことを裏付けるかのような調査結果が報告されています。
スウェーデン・ヨーテボリ大学の研究チームが、国内7~8歳の子供1029人を対象に喘息、湿疹、鼻炎、結膜炎等、アレルギーの調査をおこないました。
すると、食器を手洗いする家庭では、子供のアレルギー性疾患の発症リスクが低いことがわかったのだそう。アレルギー対策として、発酵食品や農場直送の食品も良いと思われたが、そういった食品を意識して与えている家庭よりもアレルギー発症率が低かったとのことです。
研究チームでは、このことから、食器洗浄機は、(食器を)キレイにしすぎるために、子供のアレルギー耐性をなくしているのではないかと分析しています。
もちろん、食器に残った食べカスなどが食中毒の原因になることも指摘されており、汚れはとったほうが良いことに変わりはありません。しかし最近では、食器洗浄機を使用している7割の家にある食器洗浄機が、実は内部がカビだらけで、抵抗力が弱まっている人にとってはかえって感染症のリスクが高まるという報告もあります。
機械任せにするのではなく、まずは自分の手と目で清潔かどうか判断をする、という力も大切なのかもしれませんね。