2015年3月5日、マーク・リッパート駐韓米大使が韓国ソウル市内で朝食会に出席した際、男に刃物で切りつけられる事件があり、市民団体代表の男が逮捕された。米FOXニュースが伝えた。
　
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　リッパート大使は右頬に長さ約11センチの傷を負い、顔を約80針縫う手術を受けた。目撃者の話によると、襲撃事件が起こったのは、朝食会の席でスープが運ばれてきた時で、男がリッパート大使に握手を求めて近づき、「南北は統一されるべきだ」などと叫びながら刃物で襲いかかったという。男はその場で取り押さえられ逮捕された。逮捕されたのはキム・ギジョン容疑者で、市民団体代表を務めている。米大使館によると、リッパート大使の命に別状はなく、手術後の容体は安定している。（翻訳・編集/蘆田）