社会そのほか速
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北陸新幹線の開業を目前にした13日夜から14日未明、富山県内ではJRの特急や普通列車が「ラストラン」を迎えた。富山駅では名古屋と北陸を結んだ、しらさぎ16号名古屋行き(午後6時13分発)を皮切りに、列車の出発・到着時間に合わせて「ありがとうイベント」を実施。多くの鉄道ファンや利用者らが県内での営業運転を終える列車との別れを惜しんだ。
「北陸線のまったりした雰囲気が好き」と話す福岡市の高校生、古川慎之介さん(17)は富山発のしらさぎ最終列車から始まるイベントを見届けた後、北陸線の最終列車で金沢まで向かうと意気込む。最終のしらさぎで愛知県まで帰省するという女性は「乗り換えはあるけど、新幹線が通ったら早く到着できる」と話していた。
JR西日本から経営分離される北陸線の運行を担う第三セクターあいの風とやま鉄道は、北陸線の営業終了後、各駅で看板や券売機の交換作業を進め、開業当日に備える。【成田有佳】